上宮高等学校を
志望する
受験生の皆様へ
For examinee and parents
本校は、浄土宗・法然上人の教えを教育の根本とし、「心(精神)」を大切にしている歴史ある伝統校です。それは、校訓『正思明行(物事を正しく見つめ、明らかに実行する)』の精神に到達することを目指し、その精神に到達するための過程としてある、学順「一に掃除、二に勤行、三に学問」を実践しているからです。本校は、「心」を基礎として第一に考え、育てることに重点を置いています。それは「心」が育てば「気力・知力・体力」の向上を諦めずに努力する強い精神力が育成できるからです。また、「心」が育つことにより、思いやりに満ちた豊かな人間性も成長していきます。そして「心」の育成を積み重ねていけば、広く深く物事を考え、正しい判断に基づいて行動ができる人として成長しているはずです。すなわち、校訓『正思明行』に到達しているということです。そして到達するための過程として、先ず、環境を整え、心の整備をし、周りに流されない強い心を持つことで、家庭学習や自主練習といった日々の努力の継続を実践することができます。こうして創りあげられた頑丈な「心(精神)」の基礎の上で学んだ知識や実践により、興味・関心が高められ、自由な発想により創造力が磨かれ、自分自身の将来設計を見いだしていきます。そして、目標の実現に向けて邁進するようになります。その結果、文武両道における目標達成につながる、というのが本校の教育理念です。このような環境で自分磨きをして、新たな可能性を発見してみませんか。本校は、新しい時代のリーダーにふさわしい幅広い知識、豊かな人間性と社会性、創造力を持ち、グローバル化する社会で活躍する人材を育成します。
上宮学園中学校・上宮高等学校 校長 水谷 善仁